複数店舗をネクストエンジンで一括管理、栄光堂ホールディングス株式会社の物流業務効率化に貢献

チョコレート、キャンディをはじめおかきや和菓子まで、和洋問わずお菓子の企画・製造・販売を行う栄光堂グループ。NEOlogiを導入する前の苦労や導入の経緯を伺いました。

ー御社の事業内容のご紹介をお願いいたします。

栄光堂グループは、「お菓子は、ココロを満たすもの。」というテーマを掲げ、お菓子を通じて世の中の笑顔を増やす「お菓子イノベーションカンパニー」として、新しい価値を提案し続けています。
事業は多岐にわたり、コンビニエンスストアやスーパーマーケット向けのチョコレート・キャンディの製造販売、アミューズメント施設向けのお菓子企画販売、さらには和菓子やおかき、クッキー、ケーキなどの製造販売を手掛けています。


その中で御社に出荷業務をお願いしているのは、栄光堂ファクトリー株式会社が出店しているオンラインショップからの注文です。 主に「ひとりじめスイーツ」をはじめとするチョコレートやキャンディ、キャラメルなどを取り扱っており、EC限定商品も展開するなど、オンライン販売にも力を入れています。

ーありがとうございます。様々な事業をやられる中でアミューズメント向けの商品企画・販売をされているのですね

はい。グループ会社の栄光堂AM株式会社では、全国のアミューズメント施設、オペレーター様向けにお菓子の企画・販売を行っています。有名メーカー・ブランドとのコラボレーション企画からオリジナル企画まで、幅広くご提案しています。

ー様々な事業をやられている中で、NEOlogiを導入される前に抱えられていた課題や導入のきっかけについて教えていただけますか。

物流業務における最大の課題はリソース不足でした。

以前は自社で出荷作業を行っており、製造部が兼任して対応していました。繁忙期になると、出荷作業だけで丸一日かかってしまうこともあり、大きな負担となっていました。出荷業務の負担を軽減するために、外部への委託を検討することとなり、そこで出会ったのが御社でした。

ーNEOlogi導入の決めてなどありましたでしょうか。

いくつかありますが、まずは「ネクストエンジン」との連携が可能だった点です。

もともと弊社ではネクストエンジンを受注管理システムとして使用していたため、既存の仕組みを大きく変えることなく導入できる点が非常に魅力的でした。


また、当社ではチョコレートを扱うため、温度管理*に対応していることも大きな決め手になりました。

*弊社でご対応しているのは定温管理になります。

さらに、出荷時にJANコードをスキャンして商品を詰める作業フローが構築されており、人的ミスを防げる仕組みがある点も安心できました。

ー御社はお菓子のような食品を扱われている中で、NEOlogiの商品管理や使用感のご感想やご意見があれば教えていただけますか。

特に便利だと感じているのが、賞味期限管理機能です。

あらかじめ設定した日数以内の商品は自動的に出荷対象外となる仕組みがあり、

以前はすべての商品の賞味期限を一つひとつ確認していたため時間がかかっていましたが、今ではシステムが自動で判断してくれるので、時間の短縮と誤出荷防止の両方が実現できています。

ー実際に倉庫に来られた際の保管状況などの印象ございましたら教えていただけますか。

機械が沢山導入されていて近未来的な印象を受けました。

また、ギフト用の包装スペースが設けられている点も印象的でした。丁寧な作業環境づくりが徹底されていると感じました。

ー監査で定期的に倉庫お越しいただいていますが、御社の品質管理の大切さや基準があるということでしょうか。

はい。食品である以上、品質管理は不可欠です。

口に入るものだからこそ、安心して食べていただけるお菓子をお届けすることを大切にしています。

ー楽天のスーパーセールだったり、バレンタインやクリスマスで受注が増える時期があると思うのですが、配送面で購入した方からお声があったりとか、御社側からの感想とかがあれば教えていただけますか。

チョコレート商品が多いため、バレンタインやクリスマスは通常期よりも出荷件数が大幅に増えます。
御社は出荷量の波動にも柔軟に対応してくださり、迅速に出荷いただけるので大変助かっています。
お客様からも「思ったより早く届いた」「梱包がとても丁寧で安心できた」といったお声を多くいただいており、ギフトシーズンでも安心してお任せできています。

ーNEOlogi導入後に社内等で印象的な感想やご意見がありましたら教えていただけますでしょうか。

これまで出荷業務に多くの時間がかかっていたので業務負担がかなりありましたが、導入後は負担が軽減されて、今まで出荷業務をしていた分を他の業務に充てることができるようになりました。

ー今後の事業展開や展望がありましたら教えてください。

栄光堂グループが大切にしている考えは、「お菓子はおなかではなくココロを満たすものである」という点です。ECにおいてもお客様のニーズはどんどん多様化しているとおもいます。色んなニーズに栄光堂グループのお菓子を提案し、少しでも楽しんで頂ける機会を増やしていければと思っています。

ー御社からインタビューをご覧になられている方々にPRがあればぜひお願いします。

当社では、お菓子を通じてココロを満たすというところをコンセプトに、季節やシーンに寄り添った商品づくりに取り組んでいます。オンラインショップでもさまざまなお菓子を販売しておりますので、ぜひご覧いただき、お気に入りのひと品を見つけていただければ嬉しいです。

ー本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

取材協力:栄光堂ホールディングス株式会社 EC企画室 山口 愛華様

取材日:2025年8月現在の内容になります