越境ECの送料を削減!NEOlogiの新配送方法「ECMS」を徹底解説

ECMS

越境ECビジネスを成功させる鍵は、物流コストの最適化にあります。クラウド型物流アウトソーシングサービス「NEOlogi」は、新たに強力な配送オプションとして「ECMS」を追加しました。本記事では、ECMSの基本概要から、導入することで得られる具体的なメリット、さらには運用上の注意点まで、物流の専門家視点で徹底的に解説します。配送コストの高騰に悩むEC事業者様にとって、ECMSは利益率を劇的に改善する切り札となるでしょう。

ECMSとは?越境ECに特化した国際宅配便

越境EC市場の拡大に伴い、配送キャリアの選択肢も増えています。その中でも、特にEC事業者に最適化されているのがECMSになります。

ECMSの概要と強み

ECMS(ECMS Express)は、アジア圏を中心に、米国や欧州など世界各国へネットワークを広げる越境EC特化型の国際物流プロバイダーです。従来の国際郵便や大手クーリエ(DHLやFedExなど)とは異なり、EC貨物に特化したオペレーションを構築することで、低価格かつ高品質な配送を実現しています。

NEOlogiがECMSを採用した背景と狙い

昨今の燃料サーチャージ高騰や円安の影響により、越境ECの送料負担は増大しています。NEOlogiは、ユーザー様の「もっと安く、かつ追跡可能な方法で送りたい」という切実な声に応えるため、ECMSとの連携を開始しました。これにより、小口配送でも法人割引に近い競争力のある価格を、NEOlogiをご利用のお客様にご提供できるようになりました。

NEOlogiでECMSを利用する4つの大きなメリット

NEOlogiを通じてECMSを利用することには、単なる送料削減以上の価値があります。代表的な4つのメリットを見ていきましょう。

圧倒的な低価格で利益率を改善

ECMS最大の武器は、その圧倒的な配送料金の安さです。特にアジア圏(台湾、韓国など)や米国向けの配送において、EMS(国際スピード郵便)と比較しても格安の料金設定となっています。

  • 小口の荷物でもコストを抑えられるため、薄利多売の商品でも利益を確保しやすい
  • 重量帯によっては、既存の配送手段の半額以下に抑えられるケースもある
  • NEOlogiのボリュームディスカウントが適用されるため、単独契約よりお得

追跡可能で安心の配送品質

安価な配送手段では「追跡が不透明」というリスクがつきものですが、ECMSは違います。集荷から最終配送(ラストワンマイル)まで、一貫した追跡番号で荷物の動きを把握可能です。ECMSの追跡確認ページからステータスを確認できるため、購入者からの問い合わせにも即座に対応でき、顧客満足度の向上につながります。

関税元払い対応で顧客満足度向上

越境ECで最も多いトラブルの一つが、関税の支払いです。ECMSはDDP(関税元払い)に対応しているため、発送時に日本側で関税を決済できます。これにより、お届け先で突然関税を請求されることがなくなり、「聞いていない」という理由での受取拒否やクレームを未然に防ぐことができます。

送り状作成の自動化で業務効率化

NEOlogiのクラウドシステムとECMSがAPI連携しているため、面倒な送り状作成やインボイス発行が自動化されます。ボタン一つでECMS専用の配送ラベルが倉庫で発行できるほか、shopify等のECカートを利用していれば出荷完了後の追跡番号の通知等も自動で行うことができます。

導入前に確認!ECMSのデメリットと注意点

非常に魅力的なECMSですが、サービス特性を理解した上での運用が不可欠です。導入前に確認すべきポイントをまとめました。

配送スピードとリードタイムの特性

ECMSは、DHLやFedExのような最短1〜3日で届く特急便(エクスプレス)ではなく、「エコノミー・エクスプレス」という位置付けです。エリアごとの目安は以下の通りです。

配送エリア 平均リードタイム(目安)
東アジア(台湾・韓国等) 4〜7営業日
米国・カナダ 7〜10営業日
東南アジア 5〜9営業日

取り扱い可能なサイズや重量の制限

ECMSには取り扱い可能なサイズ・重量に制限があります。一般的に30kgを超える大型貨物や、一辺の長さが極端に長い荷物は受付不可となる場合があります。自社の商品ラインナップがECMSの規定内に収まるか、事前に確認することをおすすめします。

配送対応国とエリアの最新情報

ECMSは全世界を網羅しているわけではありません。現在、NEOlogiを通じて利用できるのは主に台湾、韓国、米国、香港、シンガポール、マレーシア、タイといった主要な越境ECターゲット国です。EUへの出荷も可能ですが制限があるため、DHLやEMSなどとハイブリッドな運用が必要となります。

禁輸品や規制品に関するリスク管理

国際配送には厳しい規制があります。ECMSにおいても、リチウム電池単体、液体、粉末、危険物などは原則として送れません。また、仕向け国によって食品や化粧品の輸入規制が異なるため、事前のリーガルチェックを怠らないようにしましょう。

ECMS活用で越境ECの利益率を最大化

越境ECにおいて、配送費は変動費の大きな割合を占めます。NEOlogiに新しく加わった「ECMS」を戦略的に活用することで、配送の質を落とさずに送料を大きく削減できる可能性があります。削減できたコストをマーケティング費用に回したり、商品の販売価格を下げることで競合優位性を築いたりすることが可能になります。

クラウド物流アウトソーシング「NEOlogi」では、ECMSをはじめとする多様な配送オプションの提供だけでなく、在庫管理から発送代行まで一気通貫でサポートしています。海外配送のコストや手間に課題を感じている方は、この機会にぜひNEOlogiでのECMS活用をご検討ください。

物流の最適化こそが、グローバル市場での勝敗を分ける最短距離です。具体的な料金シミュレーションや導入のご相談は、NEOlogi公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。

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株式会社ネオ・ウィング
 
黛 将広

株式会社ネオ・ウィング 取締役 / 物流代行サービス「NEOlogi」 責任者

EC運営の現場経験と、NEOlogiで積み上げたシステム開発の知見を活かし、物流業務の効率化・DX推進をトータルでサポートします。

国内配送はもちろん、海外配送や越境EC運営でお困りのことがありましたらお気軽にお問合せください。