格安の物流代行は危険?業者選びで失敗しないための注意点を解説!

EC事業者様や輸出入担当者様にとって、物流コストの削減は利益率を改善するための最重要課題の一つです。「物流 代行 格安」や「発送代行 安い」といったキーワードで検索し、少しでもコストを抑えられるパートナーを探している方も多いでしょう。

しかし、単に表面上の料金だけで業者を選んでしまうと、配送品質の低下やトラブル対応の遅れなど、思わぬリスクを招く可能性があります。

本記事では、NEOlogiの物流専門家として、なぜ格安でサービス提供ができるのかという「理由」を解き明かし、安くても信頼できる業者を見極めるためのポイントを解説します。


格安の物流代行は本当に危険?料金の安さだけで業者を選んではいけない理由と失敗しない選び方

物流コストの削減は重要ですが、「なぜその業者は安いのか」という背景を知らずに契約することは非常に危険です。適正な安さには必ず理由があり、危険な安さには裏があります。本記事では、格安物流代行の仕組みから、選び方の基準までを徹底解説します。


なぜ物流代行料金を格安にできるのか?その4つのカラクリ

「格安」を謳う物流代行業者には、コストを下げられる正当な理由が存在します。安さの根拠が以下の合理的な工夫によるものであれば、その業者は信頼できる可能性が高いと言えます。まずはその仕組みを理解しましょう。

1. 立地が郊外で倉庫賃料を抑えている

物流倉庫の運営コストにおいて、大きなウェイトを占めるのが「賃料」です。都心や港湾エリアに近い倉庫は利便性が高い反面、坪単価が高額になります。

一方で、埼玉、千葉、北関東などの郊外エリアに拠点を構えている業者は、固定費である賃料を大幅に抑えることができます。また、IC(インターチェンジ)付近であれば輸送効率も悪くないため、リードタイムへの影響を最小限にしつつ、保管料や作業料を格安に設定することが可能です。

2. システム化で人件費を削っている

物流コストの約6割は人件費と言われています。格安かつ高品質なサービスを提供している業者は、ここを徹底的に効率化しています。

  • WMS(倉庫管理システム)の導入: 在庫管理やピッキング指示をデジタル化し、無駄な作業を排除。
  • ハンディターミナルの活用: バーコード検品により、目視確認の工数とミスを削減。
  • 物流ロボットの活用: 自動搬送ロボットなどを導入し、少人数でのオペレーションを実現。

このように、テクノロジー投資によって労働生産性を高めている業者は、人件費をサービス料金に転嫁せずに済みます。

3. 物流に必要な機材や資材を共有できる

複数の荷主(EC事業者)が同じ倉庫を利用する「シェアリング物流」の形態をとることで、コストを分散させています。

共有リソース メリット
人的リソース 繁忙期・閑散期に合わせてスタッフを流動的に配置できるため、無駄な人件費が発生しない。
マテハン機器 フォークリフトや梱包機などを共同利用することで、1社あたりの設備投資負担が減る。

この仕組みにより、中小規模のEC事業者であっても、大手並みの物流設備を安価に利用できるメリットが生まれます。

4. 大量の荷物を扱うことで配送業者から大口割引を得ている

配送料(運賃)は、取扱個数(ボリューム)が多いほど安くなる「ボリュームディスカウント」が適用されます。 個人のEC事業者が配送キャリア(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など)と直接契約しても、出荷数が少なければ割引率は限定的です。しかし、物流代行会社は数百社の荷物をまとめて出荷するため、『特約運賃(大口契約)』を持っています。このスケールメリットを顧客に還元することで、トータルの発送代行費用を安く抑えています。


「安かろう悪かろう」に注意!料金だけで選ぶと陥る4つの失敗とリスク

正当な理由なく、相場を大きく下回る見積もりを提示する業者は、必要なリソースを削っている可能性があります。ここでは、コストだけで選んだ際に直面しやすいリスクを解説します。

誤出荷や破損などの物流品質トラブル

過度なコスト削減は、現場の品質低下に直結します。 例えば、検品作業の簡略化や、経験の浅いスタッフのみでの運用、安価で強度の低い梱包資材の使用などが挙げられます。

  • 誤出荷: 違う商品が届き、購入者からのクレームに発展。
  • 商品破損: 梱包が雑で配送中に商品が壊れる。

これらは返品・交換のコストがかかるだけでなく、ECサイトのレビュー評価を下げ、ブランド毀損につながる致命的なリスクです。

問い合わせ対応が遅く顧客満足度の低下

格安業者の場合、管理部門の人員も最小限に抑えられているケースがあります。 「配送状況を確認したい」「急なキャンセルに対応してほしい」といった要望に対し、電話がつながらない、メールの返信が数日後になるといった事態が起こり得ます。 エンドユーザー(購入者)への対応スピードが求められるECにおいて、物流倉庫との連携遅れは顧客満足度の低下に直結します。

繁忙期に出荷制限がかかり機会損失

Amazonプライムデーや楽天スーパーSALE、年末商戦などの繁忙期には、出荷量が急増します。 キャパシティに余裕のない格安業者の場合、人員やスペースを確保できず、「1日の出荷上限」を設けられることがあります。 「商品は売れているのに発送できない」という状況は、最大の機会損失です。安さの代償として、売上のトップラインを伸ばせないという本末転倒な結果になりかねません。

初期費用や解約金など想定外のコスト発生

「発送単価」などの目に見える料金は安くても、その他の項目で高額な請求が来るケースがあります。

  • 固定費: 入庫料、システム利用料、高額な棚貸し料金。
  • オプション費: チラシ同梱、ラッピング、シール貼りが相場より高い。
  • 契約縛り: 短期間で解約する場合に違約金が発生する。

見積もり段階では安く見えても、実際に運用を始めるとトータルコストが割高になる「隠れコスト」には十分な注意が必要です。


安くても高品質な物流代行業者を見極めるための3つのチェックポイント

コストは抑えたいが、品質も落としたくない。そんな「コストパフォーマンスの高い業者」を見つけるためには、以下の3点を必ず確認してください。

1. 過去の実績や得意ジャンルを確認する

物流代行業者にも「得意・不得意」があります。自社の商品ジャンルでの実績が豊富かどうかを確認しましょう。

  • アパレル: 返品処理や検針作業のノウハウがあるか。
  • 食品・化粧品: 温度管理や消費期限管理(先入れ先出し)が徹底されているか。
  • 小物・雑貨: 細かいピッキングに対応できるか。

同業種の実績が豊富な業者は、特有のトラブルを未然に防ぐノウハウを持っているため、結果的にコスト対効果が高くなります。

2. 倉庫見学を行い現場の5S状況を確認する

可能であれば、契約前に倉庫見学(またはオンライン見学)を行いましょう。チェックすべきは「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」です。

  • 通路にダンボールが散乱していないか。
  • ロケーション(棚番)が明確に表示されているか。
  • スタッフの挨拶や身だしなみはしっかりしているか。

現場が整理整頓されている倉庫は、作業効率が高く、誤出荷などのミスも少ない傾向にあります。逆に現場が汚い倉庫は、在庫紛失などのトラブルリスクが高いと言えます。

3. 在庫管理システムの機能を確認する

業者が導入しているWMS(倉庫管理システム)が、自社のECカートや受注管理システムと連携できるかを確認してください。 Shopify、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要プラットフォームと『API連携(自動連携)』が可能であれば、出荷指示データのCSV作成やアップロードの手間が不要になります。 事務作業工数を削減することも、実質的な物流コスト削減の重要な要素です。


コスト重視で選んで良いケースと品質重視で選ぶべきケースの判断基準

すべての事業者が「最高品質」を求める必要はありませんし、すべての事業者が「最安値」を追うべきでもありません。自社のビジネスフェーズに合わせて判断しましょう。

SKU数が少なく発送作業が単純な場合

→ コスト重視で検討してもOK

  • 取り扱い商品が1種類(単品通販など)
  • チラシの同梱やラッピングが不要
  • 商品の形状が一定で壊れにくい

作業がシンプルであればあるほど、人為的ミスの発生確率は下がります。この場合、マニュアル化が容易なため、格安の代行業者でも十分なパフォーマンスを発揮できる可能性があります。

ギフト対応や細かい検品が必要な場合

→ 品質重視で選ぶべき

  • ギフトラッピングや熨斗(のし)対応が必要
  • アパレルの検針や、輸入商品の検品・補修が必要
  • 複数の商品を組み合わせるセット組み(バンドル)販売を行う

付加価値の高いサービスを提供する場合、現場スタッフの熟練度が求められます。ここはコストよりも「対応力」や「丁寧さ」を優先すべき領域です。

将来的な事業拡大や販路拡大を目指す場合

→ 拡張性とシステム連携を重視すべき

現在は出荷数が少なくても、将来的に「多店舗展開したい」「越境ECに挑戦したい」と考えているなら、目先の安さよりも『スケーラビリティ(拡張性)』を重視すべきです。 成長してから倉庫を移転するのは、システム移行や在庫移動など莫大なコストと労力がかかります。 初期段階から、取扱量の増加や海外発送にも柔軟に対応できるパートナーを選んでおくことが、長期的なコスト削減につながります。


まとめ:クラウド物流「NEOlogi」ならコストと品質の両立が可能

物流代行を検討する際は、単に「発送代行 安い」というキーワードだけでなく、その安さが「効率化」によるものか、「品質犠牲」によるものかを見極めることが重要です。

  • 安さの理由: 立地、システム化、リソース共有、大口割引が正当な理由。
  • リスク: 品質低下、対応遅延、出荷制限、隠れコストに注意。
  • 選び方: 実績、現場の5S、システム連携能力を確認する。

もし、あなたが『「初期費用や固定費を抑えつつ、高品質で拡張性のある物流」をお探しなら、私たちNEOlogi(ネオロジ)』にご相談ください。

NEOlogiは、EC事業者のためのクラウド物流アウトソーシングサービスです。

  • 初期費用・固定費0円: 使った分だけの従量課金制で、無駄なコストを徹底カット。
  • システム自動連携: ShopifyやAmazonなど主要カートとAPI連携し、受注から出荷までを自動化。
  • 国内外へ配送可能: 独自の配送ネットワークで、国内はもちろん越境EC配送も格安かつスムーズに実現。

スタートアップから大手企業様まで、ビジネスの成長に合わせて柔軟にサポートいたします。まずは無料のシミュレーションで、どれくらいコストメリットが出るか確認してみませんか?

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プロフィール画像
株式会社ネオ・ウィング
NEOlogi営業担当
松浦 幸輝

NEOlogiの営業担当をしております。
NEOlogiは国内外世界150ヵ国以上に配送ができる、 EC事業者向けの配送代行サービスです。
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