静岡県富士市に物流倉庫を構えるメリットとは？

NEOlogiの物流倉庫は、静岡県富士市にあります。
お客様からは「なぜ静岡に倉庫を構えているのですか？」というご質問をよくいただきます。

確かに、関東や関西に比べると、静岡県富士市という地名は物流拠点としてあまり一般的ではないかもしれません。しかし、実はこの静岡県富士市という場所には、物流の観点から見ると多くのメリットが存在します。

NEOlogiでは、「スピード・コスト・安定性」の3つのバランスを重視して拠点を選定しました。
結果として、東京・大阪の中間に位置する静岡県富士市は、EC事業者にとって非常に理想的な物流拠点となっています。

この記事では、NEOlogiが静岡県富士市に倉庫を構える理由、そしてこのエリアが持つ物流上の強みを具体的にご紹介します。

関東・関西の中間に位置する戦略的な立地

アクセスの良さが物流効率を高める

静岡県富士市は、地理的に「東京」と「大阪」の中間に位置しており、首都圏から東海道新幹線でおよそ1時間でアクセスできる絶好のロケーションにあります。新富士駅から弊社倉庫までは車で30分程ですので、首都圏から1時間30分程度で倉庫まで到着します。

この立地は、関東・関西のどちらにも商品をスピーディーに届けられるため、全国配送を前提としたEC事業や越境ECの拠点としても非常に優れています。※越境の場合も混雑状況に応じて中部国際や成田の使い分けが可能です。

東名高速道路や新東名高速道路、国道1号線など主要幹線が通っており、トラック輸送においても移動ロスが少なく、輸送コストを最小限に抑えられる点が魅力です。

コストを抑えながら高品質な物流を実現

倉庫の坪単価や輸送費が関東よりもリーズナブル

首都圏では土地価格や人件費の上昇が続いていますが、富士市周辺はまだ比較的コストを抑えた運営が可能です。倉庫の坪単価も関東エリアと比較すると安く、同じコストでよりスペックの高い倉庫が選べたり広いスペースを確保できる点は、在庫型EC事業者にとって大きなメリットです。

配送会社への持ち込み距離が短くコスト削減に

富士市内には主要配送キャリアの集配拠点（ヤマト運輸、日本郵便など）が近く、集荷の時間帯にも余裕があり、持ち込みによる送料削減も見込めます。NEOlogiは新富士に2拠点倉庫がありますが、特にNEOlogi DPL新富士Ⅱ倉庫は1Fと2Fにヤマト運輸のベース店があり、隣には郵便局の大きな拠点があるため、物流倉庫のローケーションとして大きなメリットがあります。結果として、トータルの物流コストを下げながらも、安定した出荷体制を維持できるのです。

配送キャリアによる出荷制限が少ない

配送キャリアの“混雑”が起きにくい地方優位

関東圏の物流拠点では、繁忙期に配送キャリアが「1日の引き受け上限数」を設けるケースが増えています。また、国際郵便（EMSなど含む）は関東の郵便局では1日あたりの受付件数に上限があることが多いため、ビジネスが拡大した際に荷物の引き渡しが課題になるケースも少なくありません。

しかし富士市のような中部エリアでは、物流混雑が比較的少なく配送キャリア側の引き受け余力が大きいことが特徴です。加えてNEOlogiの物流拠点は各配送キャリアの大型店舗の近くに位置しているため、1日あたりの引き受け件数を調整しやすいというメリットがあります。

そのため、セール期間や大型キャンペーン時でも出荷制限がかかりにくく、安定した発送体制を維持できるという利点があります。

関東と比較して人材の確保がしやすい

働き手が確保しやすい地域環境

富士市は静岡県の中でも産業集積が進む地域であり、製造業や物流業に携わる人材が豊富です。
首都圏と比べて雇用コストも適正で、安定した人員確保ができることは、継続的な倉庫運営の大きな強みになります。

富士市は“コストと効率のバランスが取れた拠点”

物流拠点の選定では、どうしても「土地の安さ」や「アクセスの良さ」に注目が集まりがちです。
しかし、長期的な視点で見ると、出荷制限の少なさ・人材確保のしやすさといった要素が、
安定した物流運営のカギを握ります。

富士市はまさに、それらをバランス良く兼ね備えた“戦略的な立地”と言えるでしょう。

静岡県富士市はEC物流に適した拠点候補

東京・大阪の中間というアクセスの良さに加え、倉庫コスト・輸送コスト・出荷安定性といったあらゆる面で優位性を持つ富士市。

ECやDtoC事業を拡大していく中で、「コストを抑えながら物流の質を高めたい」「関東からそこまで遠くない場所に安定した出荷拠点を持ちたい」そんな企業にとって、静岡県富士市はまさに最適な選択肢です。東京からでも1時間30分くらいで来れる立地になりますので、倉庫見学もできますのでお気軽にお問合せください。